陽射しは窓の外で遮るのが基本

 

さってどれくらい?
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4.5kWhは、
1000Wのドライヤーを4.5時間使い続けるのと
おなじエネルギー量。

 

100m2(30坪)の敷地には、
4.5kWh × 100m2 = 450kWh のエネルギーが、
毎日降り注ぐということです。
この熱でお風呂10杯分のお湯を沸かすことができます。
         (18℃の水を40℃のお湯にする)
けっこうな熱ですよね。

          

あたり 平均4.5kWhのエネルギー
m2の地面に降り注いでいる。

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だから、家の中をしないためには、
陽射しを家の中に入れないようにすればいいんです。
簡単でしょ。

 

でも忘れないでください。
夕方の陽射しは、低いということを。

 

低い陽射しは、庇があっても、
おかまいなしに家の中に入ってきます。
しかも、よく見てください。
北向きの窓にも陽射しは当たるのです。
 

夕方の 低い陽射しは要注意。
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は、北寄りの方角から陽が昇り、
そして北寄りの方角に沈みます。
だから、夏は北向きの窓からも陽射しが入るのです。

 

陽射しと上手く付合う家を設計をするためには、
太陽の道が季節ごとに移り変わることを
ちゃんと知っていなくてはなりません。

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太陽は季節ごとに移り変わる
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低い陽射しに対しては、庇は効果がないので、
他の方法で窓に日除けをつけなくてはなりません。

 

ただ、日除けの種類によって、その効果は異なります。
いろいろな方法がありますが、
大きくは2つにわけることができます。
それは「窓のか、それともか」ということ。

 

じつは日除けは外側につけた方が、
                        より大きな効果を望めるのです。

陽射しをしっかり遮る peta04_1 
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右の表で、日除けの効果の違いを見る事ができます。


どうです?
外側につける日除けの方が、
      陽射しをより遮ることがわかるでしょ。

peta05_1  陽射しが窓を通り抜ける度合い
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   もちろん昼間の高い陽射しには、庇がとても有効です。
   上の表の5割増しの効果を見込むことができます。

 

   庇があるという前提で、
   美しい家を描くということも、設計の重要なワザです。

庇と合わせることで日除けの効果は5割増

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こんなワザもあります。


窓の近くに落葉樹を植えるのです。
夏はグリーンカーテンとなって木蔭を作り、
冬は葉が落ちて陽射しを室内に取込みます。
自然の習性を上手に使う方法です。

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 自然習性を上手に使う
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家の中を気持よく涼しくするためには、エアコンの性能に頼るより、
まずは暑くなり難い家を調えることを考える方が、
ずっと手っ取り早い方法なのです。


そうすれば、エアコンを使う量が減らせるだけでなく、
エアコンそのものを小さくできますから、
いろいろとコストも抑えられますよ。

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